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2020年05月17日

レインボー宣言!LGBTをカミングアウトできる都市・大津市

大津市は日本最大の淡水湖である琵琶湖の東西に広がる滋賀県の県庁所在地。
 
人口は約34万人、琵琶湖に沿った南北に細長い地形で、東には琵琶湖、西には比叡山・音羽山といった美しい自然に恵まれています。
 
京都からJRで約10分とアクセスもよく、利便性のよい都市です。
 
しじみや近江牛などの特産品で有名ですね。
 
平成29年12月、その大津市でレインボー宣言が出されました。
 
レインボー宣言!LGBTをカミングアウトできる都市・大津市

レインボー宣言!?その内容とは?

 
レインボー宣言とは、「多様性を認め合い、LGBTへの取組を進めていく宣言」であり、性的指向や性自認を理由とする差別や偏見をなくし、誰もが自分らしく生きることができる、多様で包摂的な社会の実現をめざしています。
 
LGBTの人たちが生きづらさを抱えることなく、誰もが互いの個性、多様性を認め合い、いきいきと暮らせる社会をつくるための啓発活動です。
 
<LGBTとは?>
 
(L)レズビアン、(G)ゲイ、(B)バイセクシュアル、(T)トランスジェンダーの頭文字で、性の多様性を表わす言葉として使われています。
 
L:レズビアン…同性を好きな女性
G:ゲイ…同性を好きな男性
B:バイセクシュアル…男性を好きになることも、女性を好きになることもある人
T:トランスジェンダー…生まれた時に割り当てられた性別と異なる性別で生きたい人、また、その異なる性別で生きている人の総称
 
レインボー宣言は、平成27年7月に那覇市、平成29年1月に浦添市、令和元年12月には武蔵野市でも出されており、その流れは少しずつ広がりを見せています。
 

レインボー宣言が生まれた背景



とはいえ、「日本はまだ男性社会」と実感している人も多く、LGBTに対する理解度も低いのが現状です。
 
「芸能人ならわかるけど、隣にそんな人がいてもどう接していいのかわからない。」と思う人も多いでしょう。
 
多様性の社会を叫ばれていても、実際に行動や意識を変えるのは難しいこと。
 
だからこそ、リーダーシップを持って啓発する人が必要なのです。
 
レインボー宣言を行った市の市長は、いずれも多様性への理解について強い意志を持った方々でした。
 
宣言当時の大津市長 越 直美さんもそんな人のひとりです。
 
日米の弁護士資格を持ち、初当選時には最年少の女性市長として2期を務めた方。
 
市長在任中には「大津市中2いじめ自殺事件」を受け、いじめ対策を強化し、常設の第三者機関「大津の子どもをいじめから守る委員会」を立ち上げた実績があります。
 
(大津市中2いじめ自殺事件:2011年大津市内の中学校の当時2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺に至った事件。事件前後の学校と教育委員会の隠蔽が発覚、問題視され、大きく報道された。翌年には本事件が誘因となっていじめ防止対策推進法が国会で可決された。)
 
また、越市長は「女性が子育ても仕事も両立できる仕組みづくり」を掲げて保育園認定こども園の増設を推進し、2015年4月には大津市の「待機児童ゼロ」を達成しました。
 
このような強いリーダーシップがあるからこそ、人によっては理解度に差のある「レインボー宣言」ができたとってもいいでしょう。
 
レインボー宣言!LGBTをカミングアウトできる都市・大津市

まとめ



大津市は、レインボー宣言だけでなく、人が輝く「男女共同参画都市宣言」や 「勤労環境整備健康都市宣言」など出しており、人権をしっかり守る、人にやさしい都市です。
 
働く女性や子育て世代、リタイアメント世代からも、住みやすさで定評があります。
 
誰もが自分らしく生きることができる、大津市は、確固とした信念で努力を続けています。


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